原田 マハ ☆作者買いしてしまった人☆

Book

             BOOK編

『本日は、お日柄もよく』

この本で初めて、原田 マハさんに出会いました。

スピーチライターとして働き始める主人公の成長を描きつつ、言葉を通して人々がつながっていく様子が素敵です。

読んでいるとさわやかな風がすーっと吹き抜けるような、なんとも言えない心地よさがありました。

読み始めたら最後。その世界にぐっと引き込まれてしまい、あっという間に読破。なんだ、この人。すごい。

そのあとは本屋さん、ネットでとにかくこの人の本を買いあさりました。

読めば読むほど、この人の才能に驚かされます。

本によって、作風も違う、ジャンルも幅広い、誰もが知ってる画家が本の中で生身の人として生きている。こんなことってあるのかしら。。

沖縄が舞台の小説なら、沖縄の風を体に纏っているように感じる。そうかと思えば、自分がピカソやモネの生活に入り込んだり。一瞬でその世界に連れていかれてしまいます。

どの本もおすすめですが、  その中でも好きな本。

『ギフト』 短編集。それぞれの物語が、他の物語につながっていて、どれも温かい。

『一分間だけ』 ゴールデンリバーのリラを取り巻く人々の、日常の中での葛藤や、幸せ、大事なものは何かをもがきながら探していくストーリー。何度も何度もよんだけれど、毎回号泣。

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